経理マンのためのIFRS情報局

IFRS導入プロジェクトに携わる公認会計士が、これまでの経験や新聞記事を基に情報発信

4. IFRS最新情報の入手方法

今日は新聞記事にも目ぼしいものはなく、また日曜で明日から仕事なのでライトな記事にします。

 

IFRSに関する最新情報を入手する方法についてです。

もっとも手っ取り早いのは検索エンジンです。たいていの情報は手に入ります。また、最近は各監査法人ともに提携海外ファームの刊行物も素早く翻訳して公表するので、タイムリーな情報を日本語で入手することも可能になってきています。

 

しかし、もっと早く情報を入手したいという方には、以下の2つのサイトがおすすめです。ただし、これらは英語です。IFRSである以上、やはり英語は避けられません。

会計士は総じて英語が苦手な人が多いこともあり、案外こういう海外のサイトで情報を収集できていないので、経理部の方がここまでチェックされていると会計士としては脅威、いえ、身が引き締まる思いがするはずです。

両者とも定番サイトですが

 

IFRS - Home

やはりIFRSを作っている機関に聞くのが早いということで、IASBのサイトです。

私が特に使うのは、一番上のメニュー「Stay informed」の中にある「Updates」です。ここには過去のIASBやIFRICでの議論のサマリーがあります。なお、ASBJのサイトではこの翻訳を見れますが、会員制だったと思います。 また、左の「Quick links」の中にある「Work plan for IFRS standards」です。こちらは今後のプロジェクトの工程表になっているだけでなく、各projectについてクリックすると、過去のAgenda Paperもリンクされていたりと、議論の過程を追いかけるにも便利です。

 

続いてのサイトはこちら。

IAS Plus

これはデロイトが運営しているサイトですが、IASBの議論だけでなく、様々な情報がアップされます。また、IASBのアップデートが出る前にIASBのminutesがアップされたりするので、IASBのHPと比べてもprivate感のある情報が得られます。デロイトが運営しているサイトですが、それほどファーム色が出ているわけでもなく至ってフラットな記事が掲載されている印象です。

 

こうしたサイトを活用しながらIFRSの流れを追っていると、徐々に大枠での議論の方向性も見えてきて、大きな誤りもしなくなってくると思います。

また、IFRS関連書籍も最近では多く刊行されていますが、それについてはまた後日ご紹介いたします。